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ロバの音楽座http://www.roba-house.com/の開く「ロバの学校」(ZEROキッズ篠原の里編)へお邪魔する。 コンサートのステマネの補助のようなこと?をする、というのが口実。 メンバーによる子どもたちを対象にしたワークショップに興味があったのです。 ロバの音楽座の松本雅隆さんにお会いするのはこれが2度目。 どちらも団体や人を介して、たまたま。 私はこの「たまたま会う」というパターンで興味深い人人にお会いできており、 また、「たまたま会う、それも2度目ではないか→食卓を囲もう」というのも多い。 愉しいことです。 写真は、仕事か遊びか、 セミの声の中熱中してつくった30個余の燈籠のうちの1つ。 雨のせいで短い時間でしたが、 玄関のところで地元の皆さんをお迎えしました。 子どもたちと音楽をつくり踊る松本さんは、森の妖精のおじさんのようでした。 (井上絢子) #
by toshigakushi
| 2008-08-06 19:10
打楽器の岩附です。 蒸し暑い日が続いていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 初投稿、今日の一日から綴ってみたいと思います。 今日はお芝居のお稽古。 といっても、私が演じるわけではありません。 私は「楽師」として、舞台の上で芝居に音楽をつけるという役目。 上演は9月ですが、稽古はなんと4月から! 演劇は作っては変え、作っては変えのくりかえしで、 楽譜に触れることが多く、練習1回本番なんていう現場も少なくない私には、 刺激的な現場です。 (ちなみに音楽も稽古しながらつけていくわけで、楽譜はありません) 稽古場はクーラー無し! だから、もうサウナですね。 役者さんたちは声を出し動いているから、私の暑さなんか屁くらいですけど。 そんな中、休憩時間に外に出て一服するのは何よりも楽しみです。 今回の演出家・遠藤啄郎さんは、御歳80を越えているとは思えない、 お元気で、チャーミングなおじいさま。 おじいさまも大の愛煙家というわけで、その休憩中のひとこまから。 遠:昨日ね、アマゾンとアフリカの民族の演奏を聴きに行ったんですよ。 岩:へぇ〜!どうでしたか!? 遠:ありゃ、ホールで聴くもんじゃないね。 岩:あぁ、なるほど〜。 遠:何が良かったってね、衣装が良かった。 鮮やかな色から垣間見える、黒い精悍な顔がかっこよくてねぇ。 その後は、 こんなに暑い日は働きたくない→“30度を超えたら労働禁止法”を作るべき なんて不謹慎な話で笑いながら、またサウナへと戻ったのでした。 他愛ない会話でしたが、私は『都市楽師』のニオイを感じとってしまいました。 切り取られた音楽。 ホールで聴く音楽と、そうでない音楽。 そして、それらを感じることのできる感覚と、それらの共存。 彼らの音楽は、彼らの生まれた地の空気、光、温度、自然、歴史…… いわば、彼らを取り囲み、育んだ全てと共にある。 『都市楽師』は、ベクトルこそ逆の方向を向いてはいるものの、 その場所を訪れ、その場所を感じ、その場所を知ることで、 その場所と共にある音楽を探ろうとする、そんなことを感じたのでした。 そういえば、私が入っている竹の楽団「バンブーオーケストラ」では、 “ピンジャカン”という楽器を使っています。 これは、バリ島でつくられる竹製の風車で、風が吹けば、仕掛け人形が動き、 カランコロンと涼しげな音を出す。 この楽器、これだけでもいい感じなのですが、やっぱりそこに、 蒸し暑さとか、そこにふいに吹く風とか、なぜか夕方とかが欲しくなる。 こうなったらバリに行かねばと思わせやがる(が、成就には程遠く、、、) だから名前が、「ピンじゃ、あかん!」なんだなぁ、 なんて妙に納得してしまったことがあったっけ。 そんなわけで、風鈴を買いに行こうと思い立った本日なのでした。 それでは皆さん、お体にはくれぐれもご自愛下さい。 9月の芝居の公演の詳細は、 http://www.theaterx.jp/08/080913.shtml でご覧になれます。 お時間ある方は、ぜひご来場下さい。 また、10/26には江戸東京博物館にて、バンブーオーケストラ公演があります。 ピンジャカンに会いたい方は、ぜひ! 詳細は後日お知らせいたします。 岩附智之 #
by toshigakushi
| 2008-07-20 23:04
さる13日、月島ゼミに、報告に行ってきた。 何をやったかは話した。 何をやりたいかが宿題。 どきどきするような多彩かつ「濃い」ゲストが集い、やりとりの尽きない夜となった。 あまりの刺激にその後知恵熱ならぬ、知恵バテをしたまま1週間が過ぎようとしている。 とにかく、暑い日日です。 (井上絢子) #
by toshigakushi
| 2008-07-18 21:57
赤坂でライブをすることになった、『都市楽師がやってきた!』という題名で。 とのご連絡をバグパイプの近藤氏からもらい、 小さなチョコレートと一緒にお昼時の赤坂見附へ出かける。 赤坂フローラルプラザビルのランチタイムコンサート。 都市楽師の衛星演奏会第1回、となった。 (井上絢子) #
by toshigakushi
| 2008-07-10 00:53
月島2丁目にある長屋「桃郷庵」で開かれている、月島ゼミなる集まりに話に出かけることになった。 建築史家の斉藤理さん(open!architecture!の企画監修)が、昨年から始められた畳の上のゼミナール。 私も過去3,4回受講生?としてお邪魔したことがあるのだが、これがくせになる雰囲気なのです。 ある時は名古屋の街育てのグループが発表し、ある時はオーストリアの建築家たちと街あるきをして地元のおかずで「月島弁当」を作る・・・8ミリ映画の保存協会の皆さんの発表のときには、8ミリに映された内容の歴史というより8ミリフィルムという「モノ」に刻まれた物理的な歴史、時間の重みを保存するということなんです、という意味の拘りを伺ってびっくりした。斉藤氏が街にかかわるうちにどこかで遭遇した人々のプレゼンからずいぶんと多くのヒントと言葉をもらったものだ。 床が落ちては困っちゃうので20人限定、壁が薄いから21時以降はその辺の飲み屋へ出てください、という部屋の、階段まであふれる人人のまなざしというのが私はとても好きである。 今回の参加楽師、そして協力者がずいぶん駆けつけて下さることになっており、報告のあとはある意味次への決起大会のような性格にもなるだろう(うーん、なんだかすごいことになりそうな気もしている、これはまたまたオールでしょうか?)。 ただ惜しむのは、あの部屋にエアコンが入るそうなんです。失礼があってはいけないから、ということらしいのですが、あの部屋には現在の壊れたエアコン(ただの箱)がよく似合っており、それをうらめがましく横目で見ながら「季節を肌で感じる」気骨も、都市楽師的だと思っていたのです。 (井上絢子) ▼7月の「月島ゼミ」のご案内(第6回) ・7月13日(日) 17時から19時、その後、懇親会 ・「だから、都市楽師プロジェクトはおもしろい」 「都市楽師」というユニークな切り口で、音楽と建 築の世界を繋ぐ都市楽師プロジェクト。 その歴史、理念、実践的試みについて、豊富な 写真資料を用いながらご紹介します。 ・プレゼンター: 井上絢子 (古歌うたい、都市楽師プロジェクト・コーディネーター) ・参加費: 1000円 ・場所:桃郷庵 (東京都中央区月島2丁目にある長屋) (場所が分からない方は、16時50分に地下鉄月島駅3番出口を 上がった所で待ち合わせ) 飲み物等は各自持ち寄り(ポットラック式)でご自由にお楽し み下さい。 定員20名 ・申込: ●氏名 ●当日の緊急連絡先電話番号 を明記の上 、メールにて tokyoan2713(at)gmail.com まで。 申込をお受けできた方には折り返しご連絡いたします #
by toshigakushi
| 2008-07-09 01:47
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